読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Travel Diaries:タカのアメリカ横断旅行日記

"Let's travel across America !?" "Ok" と言った後の話。アメリカ大陸横断旅行を中心に、海外での経験談やプチ情報を掲載予定

ナショナル・フォレストでキャンプしてみた2 in ワシントン州

現在使用中の携帯、iPhone 4s を機種変しようか乗り換えようか、半年以上悩んでいる私、タカ。たいして使っていないのに、充電が半日もたないことが当たり前な状態が長らく続いている。あと何年使うのかな。

ということで前回

taka-travel-diary.hatenablog.com

の続きから。

森の中で車中泊

すったもんだの末、車に乗り込み今晩のキャンプサイトを探し始めた俺達二人。個人的には$5~$10くらい出しても構わないと思い、有料のキャンプサイトを友人Gにすすめるも、あえなく却下。なぜそんなにケチるのかわからないが、無料のサイトを探す為に、森の中を彷徨うことに。
車を1時間以上走らせ、あまりのネイチャーサイトにGは興奮して、

「俺達は森の中、ミドル オブ フォレストの中にいるぜ、誰もいない」

と何度も繰り返し言っていた。
夕飯前に、もし日が暮れて、料理を作るのが困難になったら面倒だとGに伝えるも、おかまいなく車を走らせる。気がつくと標高が高い。夏とはいえ、さすがに肌寒くなってきた。ようやく適当な少しひらけた場所を発見し、車を停めた。

気味の悪い雰囲気

車を降りると、そこは以前誰かが生活していたような気配が。おそらく何者かが焚火をしたであろう、キャンプの跡を確認できた。が、何か普通でない雰囲気。例えるなら、死体が埋まっていそうな感じだ。そしてやけにこの場所だけハエが多い。
さすがのGもこの異様な空気に、苦笑い。
周辺ではグリズリーも出没する地域の為、念のため、場所を移動することに。二人の第六感がなにかを感じたのだろう。

罰金

その奇妙な場所から離れ、5分くらい車を走らせると、すぐ道端に狭いながらもちょうどよいスペースを発見。ハエも奇妙な雰囲気もなかったので、今晩はここで寝泊まりすることに。俺はテントを張り、Gは焚火をし始めた。
G曰く、

「ここは自由の国、アメリカ。だからどこで焚火をしてもいいんだ。それがこの国、アメリカの唯一誇れるところだ」と、オーストラリア人のGが言う。

俺は、国立公園で地べたで焚火しても平気なのかなと少し疑問に思ったが、そうこう考えているうちに、火が大きく安定してきた。
やはり焚火はいいもんだ。人の心を落ち着かせる。
二人で椅子に座り、リラックスしていると、一台の車が俺たちの前に停車。
こんなところに来る奴もいるもんなんだな、と二人で話していたら、車内の男が話しかけてきた。

「あのさ、YOUたちはここ来たの初めて?どこから来たの?一応忠告しておくけど、ここ焚火禁止だよ。もし森のレンジャーに見つかったら罰金100万だよ。グッドラック。じゃあね」

俺が、「何が自由の国だよ。そりゃ、普通に考えて、ここで焚火して火事になったら木に燃え移り、山火事になる確率大だわな」とポカンとしていたら、Gが今まで見せたことのないくらい早い動きで、土で火を消している。
いつもチンタラ動き、ゆっくり歩くG。金は人を本気にさせるようだ。

焚火を消し、飯の用意。辺りはもう暗い。なぜに俺達はランタンや光をもっていないのか。今度買おうと誓い合い、G主導で肉野菜炒めのぶっかけご飯を作っていく。

Gの腕と脅し

Gは20代中盤と若いがシェフとして10年のキャリアをもつ。もうシェフには2度とならないそうだが、ともかく、手際が良い。そしてうまい。Gは日本食を愛しているため、俺と味の好みが似ている。そういった意味では旅のストレスにはならない。ただ歩くスピードがびっくりするくらい遅すぎる。それが俺のストレスとなっていく。

飯を食べながら、熊の話をする。俺達はクマよけスプレーを持っていない。
なので、G曰く、熊が出たらすぐに車に飛び乗るか、斧で戦うしかない。
斧で?
彼が斧を見せてくれた。
本気らしい。
本当にこいつは斧で熊よりでかい、グリズリーと戦う気なのか、自身に満ちた表情。筋トレのしすぎで脳みそまで筋肉になっちまったようだ。

続けて、Gがクーガーについて教えてくれた。
クーガーとは、北アメリカに住むピューマとも呼ばれる、ネコ亜科の大型肉食獣。体長1~1.8m。基本的には人を襲うことはないが、子供やペットなどにとっては注意すべき存在。目が非常によく、「クーガーを発見することができなくとも、クーガーはおまえらを見ている」といわれるらしい。

そのことを、これからテントで寝ようとする俺に伝えるG。
Gは車で寝るため、俺になにかあったらすぐに車内に駆け込んでこいと伝え、ドアのカギを閉めずに朝まで過ごすと伝えてくれた。

しかし、漆黒の闇の中、グリズリーとクーガーに怯えながら眠るなんて、俺にはできなかった。Gと密室の車内で寝て過ごす、閉所恐怖症を発祥しそうな状況は本当に嫌だったが、命には代えられない。
正直、クーガーについてはそんなに恐れる必要はなかった。ただこの時はあまり知らなかったということもあり、テントを出て、車に戻ろうとした。

予想外にも、ドアが開かない。

ロックしてやがった。

さっきの言葉はなんだったんだろうか。

ぐっすり就寝中のGを叩き起し、車内で眠ることに。

その夜、星がきれいだったのをいまだに覚えている。

 

今日のワンポイント英語

" creepy site "

ほんとに気味の悪いところだった。理由はいまだ不明。

[http://にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村:title]

写真は森の中、下山途中

f:id:Taka-goes-stir-crazy:20161008001638j:plain

[http://
日記・雑談 ブログランキングへ:title]